プロトコル | CerticomのECCプロトコル | SY-Talk(サイト-ク)のECCプロトコル |
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セキュリティ・ビルダー | CおよびJava言語ベースのSSL™(Secure Sockets Layer) | CおよびJava言語ベースのSSL™(Secure Sockets Layer) |
素数生成効率 | 旧RSAアルゴリズムに基づく/非効率的素数生成 | 80桁の純粋な少数の7つの連続生成技術基盤(連続生成の成功率 - 100%)0 |
リアルタイム暗/復号速度 | 毎秒2MBを大きく下回る | 毎秒2MB大きく上回る |
バックドアハッキング防止 | 米国の政策上対応不可 | サポート可能(Turn Key方式のシステムの供給と技術サポート可能) |
強み | 米国情報局のバックアップ | セキュリティIDの生成技術(国際特許)/ CCとNIST認証(2013年にすでに取得) |
ECC | |
公式名称 | 楕円曲線暗号方式(Elliptic Curve Cryptosystem/楕圓曲線暗號) |
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基本原理 | 楕円曲線システム(Elliptic Curve System)を利用した公開鍵暗号方式。1985年、ワシントン大学の数学の教授ニールコブリッツ(Neal Koblitz)とIBM研究所ビクター・ミラー(Victor Miller)が同時に独立して設計しており、まだ解読方法が発見されていない。 |
説明 | 利点 ショートキーサイズでも高い安全性が確保されるため、軽量化とスピード化処理が可能。スマートカード(ICカード)、モバイル機器、リムーバブルストレージデバイスなどの情報の処理能力が不足している機器で利用可能な唯一の国際標準技術。本技術の処理がされたパスワードの解読は楕円曲線上の離散対数(離散對數)問題を解くことと同じであるため、現在までに解読方法が発見されていないこと。 推奨の基準 まだECCアルゴリズムの弱点が報告されてないので、一般的な基準で160 bit以上であれば、セキュリティ機能を遂行するにあたり問題がないことを推奨する。 |
RSA | |
公式名称 | RSA(RivestShamir Adleman-開発者の名前の略) |
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基本原理 | 公開キーと秘密キーを一つのセットとして作られ、暗号化と復号化に使用する伝統的非対称型暗号化アルゴリズム。1977年リベスト(Rivest)とシャミール(Shamir)、エーデルマン(Adleman)など3人 の数学者によって開発され、これらの3つの学者の名前のイニシャルで構成された用語である。 |
説明 | 利点 長期間技術が普及しており実装が容易。 欠点 1. 乗算を基本演算で使用して計算量が絶対的に多く、負荷が大きいためECC比約10倍以上の時間がかかる。 2. 2010年3月ミシガン大学コンピューター工学科で電力量分析による1,024bitハッキング攻撃法実証。 3. 2013年12月、イスラエルのテルアビブ大学の教員が4,096bit割れ実証。 4. ネットワーク上でRSAの因数分解の過程ハッキング可能-2003年、SSLセキュアサーバーネットワーク上で実証。 5. サイドチャネル攻撃(Side-Channel Attack:暗号化の過程で漏洩されるタイミング情報、消費電力、電磁波信号を利用する物理的な攻撃)を介して10回繰り返し時512bitのうち508bitが解読。 |